世界一 心が温まるキャンプを福島県でやりたいと思う

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「みどりの東北元気キャンプ」の親子キャンプの詳細です。

 かつて、不登校を3年間で半減させた東京都小金井市。その3年目は奇跡のキャンプが行われました。

そのときに行われたのが「親子キャンプ」です。

そのキャンプでは、24名の適応指導教室のお子さんたちのうち、キャンプ後に20名が学校に復帰してしまったも のです。

その際の心のケアのノウハウを、今回のキャンプでは再現しようと考えています。

 

 

「みどりの東北元気キャンプ」3回の冒険キャンプの概要です。

南会津のキャンプは、福島支部が主催のキャンプ。小野川湖の2回目のキャンプは、昨年度のキャンプの再現になります。

「みどりの東北元気キャンプ」親子キャンプの概要です。

かつて、不登校を3年間で半減させた東京都小金井市。その3年目は奇跡のキャンプが行われました。

何が奇跡だったのか・・・24名の適応指導教室から参加した不登校のお子さんのうち、20名がその年度のうちに学校に復帰してしまったのです。

そのときに行われたのが「親子キャンプ」。そのノウハウを、今回のキャンプでは再現しようと考えています。

「みどりの東北元気キャンプ」で行う心理教育(2)とけあい動作法

リラクゼーション「とけあい動作法」

 

福島県で被災したお子さんたちを集めて行った「みどりの東北元気キャンプ」のとき、キャンパーたちは全員「とけあい動作法」を身に付けてお子さんたちを迎えました。

 

宿泊を伴うキャンプですので、普段よりもお子さんは緊張や不安が増します。すると、身体の調子が悪くなることや、夜眠れなくなることが多くなります。

 

キャ ンプでは、夜寝る前や、お子さんが緊張しているとき、キャンパーたちが、とけあい動作法を積極的に使いました。とけあい動作法には、緊張感や不安を取り除 くリラクゼーション効果や、人間関係をより良くする効果があります。ですから、キャンプでは、子どもたちはすぐに、心地よい眠りを得ることができ、ハード なプログラムに臆することなく参加することができました。

 

とけあい動作法は、コツをつかめば日常生活に気軽に取り入れることができます。

 

とけあい動作法を開発した今野義孝先生は、「赤ちゃんから高齢者まで、障がい者から健常者まで、いつでもどこでもできる、誰にでも優しいユニバーサル・デザインの援助方法である」とおっしゃっています。

 

とけあい動作法は、手、肩、背中、足裏、足首、頭などに行います。家族で行えば、親子ともにストレスが緩和され、ご家族の親しみが増してきます。

 

親子で行う時には、まずは、親御さんが両手でお子さんの手を包み込むようにして行うと、お子さんは、早く心地よい感覚を覚えることができます。

 

〇手へのとけあい動作法の効果

私たちは、相手の手を両手で包みこむようにして「ピタ―」「フワー」と行います。

感覚をそこで掴んでもらうようにします。

心地よい距離を取りながら、お互いの信頼関係を得ることができます。

また、フワーという温かい感覚を得ることで、手に対する気付きを促す役割もします。

自傷や指いじり、手で頭を叩くというような行為を改善したという事例もあるくらいです。

手をリラックスすることで、手作業、ピアノの演奏がスムーズにいくようになったとの話もあります。

 

〇肩へのとけあい動作法の効果

とけあい動作法を行う人は、肩たたきをするように、相手の後ろに回ります。

両肩に掌を置いて、掌全体で「ピタ―」「フワー」と言いながら力を入れるのと緩めるのを交互に行います。

肩こりは、ストレスの現れともいわれます。

肩は、心と身体の疲れがたまりやすい場所と言えるでしょう。

「肩がせまい」「肩の荷が降りた」というような言葉にも象徴されていますね。

肩をリラックスさせると、身体と心が解けてゆくのです。肩にこれを行っていると、相手の身体が掌の動きに沿って付いてくるようになります。

そうなると、相手がとてもリラックスしている証拠です。

5分ほどすると、頬がぽっぽとピンクになり、まるで温泉に入った後のようになります。

不思議と施行者の側も身体中が温かくなってきます。

 

〇足裏・足首のとけあい動作法の効果

横になってもらい、土踏まずに直角になるように掌を置き、足の裏を包み込みます。

そのまま「ピタ―」「フワー」と繰り返します。足首の場合は、アキレス腱に行います。

そのまま眠りに入ってしまうことがしばしばです。

足の裏へ行うことで、踏みしめる力が増すと言われています。

足の裏の緊張が取れると、しっかりと大地を踏みしめることが意識されるはずです。

呼吸法でもグラウンディング法で姿勢を整える方法を述べました。

良い姿勢は、心と身体の健康を保つためにも大切なことなのです。

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「とけあい動作法」の基本的な手順

①     援助者の掌全体を心地よく対象者の身体に当てます。

②     援助者の掌で対象者の身体を心地よく「ピタ―」と言い

ながら、4秒から5秒くらいの時間をかけてゆっくりと

押します。

押す圧の強さは、心地よく軽めの感じとします。

③     援助者の掌を対象者の身体に密着したまま、「フワー」と

言いながら、5秒から6秒ほどかけてゆっくりと力を緩めます。

緩める時にも掌は、対象者の身体に心地よく密着していることが大切です。

「とけあい動作法」今野義孝 学苑社より

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イラスト提供 ふわふわ・り

「みどりの東北元気キャンプ」で行う心理教育(1)グラウンディング法と呼吸法

 緊張したときや嫌なことがあったときは、どのように乗り越えていますか?我慢しすぎることはありませんか?

ドキドキ、イライラしている時には、実は、知らず知らずのうちに息が浅くなっているのです。緊張したときや嫌なことがあったときなどにリラックスする呼吸法を行ってみましょう。

①から⑥までは、姿勢を整える方法です。

呼吸法では、息を吸って、一旦止めます。そのあとゆっくり吐きます。

これは、酸素がゆっくりゆっくり体中の細胞を巡ってゆき、代謝や循環をよくするのをお手伝いするためです。

代謝や循環が関係している自律神経は自動的にコントロールされているといわれていますが、呼吸は自分でコントロールすることができるのです。

 

ここでは7秒で息を吸って、3秒止め、10秒で吐ききるようにしていますが、ご自分のペースで行うようにしましょう。どこかで苦しくなるようでしたら、苦しくないように進めてください。心地よく、気持ちよく行うようにしましょう。

 

呼吸法を行った直後は、血圧が高い人は血圧が一瞬下がることや、心拍数が下がることがあります。心と身体は繋がっているので、呼吸法は心にも身体にも優しいリラクゼーションといえるでしょう。

呼吸法がスムーズに行えなくても、普段の生活で、ほんの少し呼吸を意識してみてください。浅く息をしていることに気が付いたら、深くゆっくり呼吸をしてみましょう。普段の息遣いに少し気持ちを向けるだけでも、イライラや緊張が緩み、心が安定してきます。

 

〇呼吸法〇 

 

1.      姿勢を整える(グラウンディング法) 

 

①    少し足を開いて、足裏をぴったり全部つけたまま両足の親指に少し力を入れてください。肩の力は抜きましょう。

①    それでは、足裏はぴったりつけたまま体を前に倒してください。

②    次に倒れないように、足裏はぴったりつけたまま体を後ろに倒してください。

③    一度真ん中に体を戻したら、次は左に体を倒してください。

④    もう一度真ん中に体を戻したら、そのまま右に体を倒してください。

⑤    もう一度真ん中に体を戻したら、体を前に倒してください。

⑥    それでは、最後に体を真ん中に戻します。肩の力が抜け、つむじから背骨まで、気持ちよく、まっすぐに伸びている感じです。

 

2 呼吸法

 

⑦    それでは、そのままの姿勢でゆっくりとストローでしゃぼん玉を吹くように口から息を吐いて、今、肺の中に入っている空気を全部出してください。

⑧    全部息を吐き切ったら、おなかの力を抜くと、自然に空気が鼻から入ってきます。そのままゆっくり7秒息を吸います。

⑨    すったら3秒息をとめます。

⑩    もう一度ゆっくり、ストローでしゃぼん玉を吹くように口から息を吐いて、10秒ぐらいで肺の中に入っている空気を全部出してください。

⑪    全部息を吐き切ったら自然に空気が鼻から入ってくるので、そのままゆっくり7秒間で吸います。

⑫    すったら3秒息をとめます。

⑬    ゆっくり、ストローでしゃぼん玉を吹くように口から息を吐いて、10秒で、肺の中に入っている空気を全部出してください。

⑭    2回繰り返したら、体と心は今どんな感じですか?静かに感じてみてください。

イラスト提供 ふわふわ・り